レコードのカビ取り
2015 / 02 / 22 ( Sun )
 昨年末、知り合いが「あんた落語好きやったな。落語のレコードもろてくれん
か。クラシックやポップスもあるで」と。喜んでもらうことにした。
いらないものはカラスの脅しにする。
ところが《落語》と言っていたのは《浪曲》。《講談》と間違えるならまだしも。
民謡の古いレコードもあって、合計100枚くらいを処分したいらしい。
浪曲や民謡はあまり聴いたことがないが、あるいは《はまる》かもしれない。
うちにはクラシック、ポップス、歌謡曲、落語、オーディオ検査用などレコードは
せいぜい50枚位。一気に3倍くらいになる。ほとんどがもらいもの。
まずクラシックからチェック。前の持ち主が変なスプレーをかけて乾く前に
内袋に入れたか、カビがいっぱい。

1501record.jpg

 とりあえずレコードクリーナーを40年ぶりに買い換え、レコード針クリーナーも
買った。ネットでいろいろ調べて、自分なりにカビ取り法を考えたのがこの写真。
① 赤いノズルのスプレーには殺菌消毒薬《エタノール》よりやや効果が薄そ
うな《イソプロピルアルコール》の4倍液に台所用洗剤を少し混ぜたもの。
これをレコードにスプレーしてスポンジで軽く伸ばした後新聞紙に乗せて汚れ
を浮き上がらせる。
② 紫のノズルのスプレーには精製水の代わりにパイウオーターを入れ、
レコードにかけて別のスポンジでこれも軽くふき、吸水性のよいタオルで水分
を拭き取る。LDストッカーから中のトレイを取り出してレコードを乾燥させる。
③ 1日以上乾燥させたものをターンテーブルに乗せ、 超極細毛という
《デンター・システマ》で溝を掃除しながらレコードクリーナーでほこりを取る。
④ レコード針を走らせると白い粉状のものがほじくりだされるから、
またレコードクリーナーとシステマで綺麗にする。
⑤ せっかくきれいにしたのだから、《パンツ》も新しいものにはきかえなけれ
ばならない。ネットでレコードの内袋を買って全部履き替えることにする。
ケースの外袋はすでに買ってあるので、必要なものだけ新しいものにする。

 以上で終わりだが、やっているうちに新しい工夫が出てくる。
カビがひどくなければここまでやる必要はないし、時間もかかる。
《水の激落ちくん》というのが《パチパチ音》にそこそこ効果があることを
発見した。今のところ、初めからターンテーブルに乗せて、
① カビのあるものはスプレーで殺菌消毒液の4倍液をまずかけ、
システマで溝を掃除しつつコットンガーゼでふき取る。
洗剤がなければ拭き取りもずいぶん楽になる。
汚れだけのものは②からスタート。
② 《水の激落ちくん》をかけながらシステマで溝掃除。
吸水性に優れているというタオルで水気を取ったあと、
システマで溝を掃除しつつコットンガーゼでふき取る。
③ レコード針を走らせて音を聞き、問題なければレコードクリーナーと
システマで汚れやほこりを拭きとる。
白い粉のようなものはレコードによって出方が違う。
④ あとはLDラックで乾燥させ内袋を替えて終了。

 今持っているターンテーブルはTechnics のSL1200MK3という、
知り合いの古物商からタダ同然で譲って頂いたもの。
そこそこ高級なものなので、クリーニング専用の安いターンテーブルを
オークションで探したが、スプレーをかけるやり方だとそれほど水分は
かからないので、どうせなら次に納得のいくものを買うことにする。

 興味のない方には長ったらしい話になった。
元々オープン派だったが、テープをほとんどオークションに出した今、
レコードもいいものだと思い始めた。レコード特有の《パチパチ音》も
そこそこ減らせることが分かった。
いろんなジャンルの音楽を聴くのも頭にはいいようだ。

 クラシックはさほど読書の邪魔にならない。
仕事が終わった後の2時間くらいはこれでリラックスしている。
因みに、ポイントとなるもの以外は《百均》でそろえた。
 レコードはほとんど素人。誰かアドバイスがあればお願いします。 (初代)
14 : 29 : 00 | 私生活 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
| ホーム | 次のページ>>