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台風被害報告
2019 / 08 / 22 ( Thu )
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 8/15、九州と四国の間を通って広島に上陸した大型で、超スローで、大きい目の、しかも進行方向の西に大きく偏った寄り目の台風。おかげで台風の目からずいぶん離れた田辺も暴風雨圏に入った。風はきつく、家の下の野菜・梅の干し場兼ガレージは一寸ひやひやした。初め、自分で建てようと思っていたが、川風がきつく、大工さんに手伝ってもらって正解だった。三方をトタンで囲むと風を含んで飛ばされるからはじめから風が通り抜けるように設計していたが、それでも素人では難しいと判断したものだ。雨も激しかったが、1週間ほど前に河川敷の工事終了で土をとってくれていたおかげでそれほど増水の心配はなかった。

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 ここは長期間収穫できるように時間差攻撃で野菜を植えている畑。草に隠れて見えないが実は野菜が隠れている。ここではキュウリとナスが特に被害を受けた。パイプなども折れたりしたが、どこの農家も同じだから《失敗》ではない。

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 結構深刻だったのが《稲》。ここは水を入れるときの溝の堰がすぐ近くにあり、それを開くのが遅れたために水浸しになって倒れたと思われる。あるいは風かも知れない。田んぼが並んでいる時,下の田んぼほど水がたまる。溝からの水と上の田んぼからの水が合わさるからである。右の2枚の田んぼもうちと同等以上に倒れている。別の地区で並んでいるうちの2枚の田んぼの下の方も稲が倒れた。雨が降らなければ稲が芽を出すこともないが、台風後もしつこく雨が降るか猛暑の日々。去年も8月末から雨や台風が続き、この田んぼの稲はなすすべもなく全滅。収穫出来ずに草刈り機で刈り取るのは空しいもの。それが百姓。異常気象の原因を人間が作っているのであれば真剣に対策してほしい。環境や人命を考えず、何でも「ディール」で金儲けだけを考える指導者、特に危険を作り出して兵器を売ったり、核をもて遊ぶバカ商人や指導者は許せない。百姓がいくら田んぼの中心で叫んでも聞いてくれる人はいない。

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 ここは毎度おなじみ、上の耕作放棄地の土が押し寄せてきて道が30mほど割れ、1年以上道が通れない梅畑。どんどんひどくなり、安定するのを待っていたら工事がいつになるかわからない状態。一番被害を受けているのがうちの梅畑だから、昨日市役所から電話があり、まだ《案》の段階だが、畑の面積が減ることになっても協力してくれるかとのこと。今のままでは田辺市で扱える工事ではなくなるし、うちの畑も捨てざるを得なくなるから、犠牲にはなりますよ、その代わり、上からの水の処理は責任をもって、もしモノラックの移設が必要になればそれもよろしく頼みますよと返答した。さてどうなることやら。

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 上の畑からの水は、道が壊れているために方々の石垣からうちの畑に流れ込んでぐちゃぐちゃになっている。このままでは畑全体が土砂崩れになってしまう。息子は「お父さんがバスタブを置いたからや」というが、置かなければ水や泥が直撃してU字溝の下をえぐってしまう。だから、2年前の夏に材料費の一部を補助してもらって、自分たちで水路をなおし、さらに去年の夏にコンクリートを割った塊と、土嚢合わせて15トンを一人で軽四で運んで残りの工事を終わらせ、上の畑の排水口の前にカバーを付け、クッションにと思ってバスタブを置いたのだ。

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 ここはミカン畑.。押し寄せてきている耕作放棄地の隣の畑だ。この畑は《谷》を含んでおり、土の下を流れる水の流れも変化してきている。谷のそばの傾斜部分も《谷化》してきており、私が作った階段も通路も流されてしまった。数年前にモノラックの足の部分が崩れだしたために造った幅20m高さ3mの擁壁(通称軍艦島)を最後に息子から「無駄な作業はやめよ」といわれて、私はこの畑からほぼ手を引いて他の畑の工事や手入れにまわった。写真の右半分が谷で、すでに随分変形している。左半分にブロックとセメントで作った軍艦島の一部が見えるが、ここから左も水の流れが変わったのか、突然樹が枯れたりして労働意欲の低下から手入れも行き届かず、雑木も大きくなっている。一度自分が入って整理したいと思うが、山全体が崩れてきているので、息子やほかの農家の方が言われるように無駄な努力になりそうだ。やるなら見込みのある田畑に集中せよ…か? ちなみに左上に写っているのは私の指。もっと明るい、希望のある記事を書きたいのだが… (初代)
00 : 42 : 22 | 農作業 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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