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カメムシ多発
2017 / 10 / 14 ( Sat )
1710biwakaki1.jpg
 今年は極早生温州収穫時にカメムシが多発。10年以上前、窓ガラスがカメムシで覆いつくされるくらい異常発生したが、それに比べればかわいいもの。農協からは防除するように連絡があったが、多少のことは我慢して、選別で切り抜けようとした。が、ビワの剪定をしているときに顔にカメムシがぶつかってきたので、ただ事ではないと、息子に様子を見て《追い払う程度》の消毒をするように言っておいた。農薬はかけたくないが、全滅してはお客様にお送りできないし、カメムシにやられたものをお送りすることもできない。お客様には農薬を少しかけたので、キャンセルされる方はしてくださいとお断りしてお送りすることにした。家より小規模で固定のお客様のない農家の中には「今年はもう放っておくことにした」とあきらめる声も聞かれた。
 写真の左はミカンの樹、右はビワの樹。ミカンはカメムシにやられたのはその場で落とし、急いで収穫してもう一度カメムシのチェックをしてから発送するなり、保管するなりしている。思うに、ビワの樹はカメムシの格好の住処になるのではないか、場合によっては越冬の場所になるのではないか。今年は例年より枝をすかす剪定をした。一度に強剪定することはできないので、4,5年かけて枝を減らそう。
 
1710kaki.jpg
 これは柿の樹。今年はビワの樹のそばの柿にカメムシが付いていたが、ここの柿にはほとんどついていなかった。ビワの樹が影響するのではないかと考えたゆえんである。気候によって差はあるが、カメムシは存在する。カメムシも同じ地球上に生存する仲間であるから、多少のことは我慢するが、限度を超えると対策しなければならない。「邪魔者は消す」ではなく、「できるだけ影響を受けないように共存する」のが理想だが、そうも言っていられないご時世だ。
 今、築100年の我が家は地震対策にお金がかかり過ぎるため、建て直しの話を進めている。  (初代)
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